horo3341のCoD攻略日記

愉快に真面目に攻略♫

ヘビーオブジェクト1〜17話

ヘヴィーオブジェクト』(HEAVY OBJECT)は、鎌池和馬による日本のライトノベル。イラストは凪良。2009年10月から電撃文庫アスキー・メディアワークス)より刊行されている。2015年4月現在既刊9巻。公式略称は『HO』。
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とある魔術の禁書目録』に続く2作目となる鎌池和馬の長編作品。戦争の形態や世界情勢が大きく変容した未来の地球を舞台に、超大型兵器『オブジェクト』が織り成す戦争を描いたSFアクション作品。キャッチコピーは「近未来アクション・ボーイミーツガール」[1]。
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1作目の『禁書目録』とは打って変わって魔術や超能力といったファンタジー設定や超常現象は一切存在しないが、代わりに科学方面に大きく傾倒しミリタリー色が強いSF作品となっている。
1話

あらすじ
人々が望んでも、戦争が無くならない未来。繰り返される殺戮の中、既存の兵器では歯が立たない超大型兵器『オブジェクト』が跋扈する世界。オブジェクトの設計士を目指す学生・クウェンサーは自ら戦場に赴き、そこでオブジェクトのパイロット『エリート』として生きる少女・ミリンダに出会う。そしてある作戦以降、腐れ縁の相棒・ヘイヴィアと共に生身でオブジェクトと戦う日々が幕を開ける。
★オブジェクト
動力炉を中心に配置する球形本体だけで直径およそ50m、砲の長さまで合わせればそれ以上のサイズ、平均質量は20万tを超える新兵器で、作中では、人間同士が直接交戦せずに済むクリーンな戦争の代名詞とされている。機銃や砲弾、ミサイルなどが豆鉄砲扱いになるほどの、桁外れの戦闘力を持つ。そのため戦争ではどちらのオブジェクトが強いか、数が多いかという点で勝敗がきまる。
エリートと呼ばれる一部の特殊な人間しか乗れず、乗ったとしても高速移動によるあまりのGに人体が耐えられない。Gの問題以外にもオブジェクトはその国における最高戦力であるとの考えから万が一に備えて大量の操縦方式を別途に用意していたり、100門もの各種兵器を操れる情報処理の複雑さも原因である(AIシステムも複数の人間を乗せるという手段も代替できない)
また、その圧倒的防御力と攻撃力から「兵隊が要らない」とまで形容されているが、あくまで兵器なのでメンテナンスや補給が必要であり、常に移動可能な整備基地と行動を共にしている。そのため、オブジェクトよりも整備基地を狙う敵オブジェクトがたびたび登場する。が、これは一般的には「ルール違反」(ただし厳密な定められたルールではないので守る義務はない)とされている。
平均建造費用は50億ドルであり、3・4年もの建造期間を要する。
オブジェクト戦は通常、5 - 10kmの間合いにて時速500kmを超える速度で円運動を取るような挙動で砲撃戦を行われる。
★オニオン装甲(タマネギ装甲)
オブジェクトに使われている装甲。高耐火反応剤を絶妙なバランスで混合した鋼板を何十何百と重ねた積層構造(耐核用の鉛の層も含む)となっており、それによって従来兵器を無効化する圧倒的な堅牢さと核爆発すら耐える驚異的な衝撃拡散効果を有する。
2話 ガリバーを縛る雑兵たち

『正統王国』アラスカ前線基地に迫る『信心組織』のオブジェクト。氷雪地帯での戦闘に特化した『ウォーターストライダー』と呼ばれるそれは、『ベイビーマグナム』を大破させ、さらに移動基地に狙いを定める。その時、脱出したミリンダから、敵の注意を引きつけるための救難信号が発信される。オブジェクトの蹂躙から味方を守るため、自分を犠牲にしたその行為に、愕然とするクウェンサー。機密の一端である『エリート』が捕虜となった場合、待ち受けているのは悲劇だけ。オブジェクトを相手に、いつも自分たちを守ってくれていた『お姫様』を救うため、クウェンサーとヘイヴィアは彼女の元へ向かう――。
★プリント基板式送電装置
絶縁物質と導体物質をセットで鋼板に焼き付け装甲にケーブルに相当する回路を設けることで、中心部の動力炉から外装部のレーザー砲までケーブルを一切使わずに装甲の防御力を下げることなく電力供給を行う機構。
★JPlevelMHD方式
オブジェクトの動力炉に使われている方式。JPlevelは、石炭を一度どろどろに溶かし、構造をいじって再固化したものを燃料として使っている。燃料は一度投入すると5年は交換せずに稼働できる。
★ベイビーマグナム
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分類 総合マルチロール型第一世代
種別 戦場制圧用兵器
所属 『正統王国』第37機動整備大隊
全長 75m(主砲最大展開時)
装甲材質 2cm厚×500層(溶接など不純物含む)
推進機関 静電気+レーザー型推進システム
最高速度 時速530km
武装 主砲:回転アーム式兵装×7
副砲:レーザー、コイルガン
ミリンダ(お姫様)が操縦する第37機動整備大隊の第一世代オブジェクト。ほぼ全編に登場している。
総合マルチロール型と呼ばれるタイプのオブジェクトで、全天候型・全地形適応のスタンダードな機体。設計士クレア=ホイストが設計に携わっていた。
逆Y字型の脚部ユニットは、膨大な静電気を帯電させてそこへ反発剤を噴霧することで機体を浮揚させ、さらに地表との隙間に高出力のレーザーを放ち空気を加熱・膨張させて推進し高速移動を行う(レーザー式のシャトル発射装置に使用される理論の応用)。あらゆる地形でも自在に動き回れ、専用フロートに換装することで海上でも戦える(海戦用フロートにはシャークアンカーがついている)。
アームによってそれぞれ独立して可動する7門の主砲は、戦況に応じてレーザービーム砲、レールガン、コイルガン、下位安定プラズマ砲などに機能を切り替えることができる。主砲以外にも大小約100門の副砲を装備している。
★ウォーターストライダー(WATER STRIDER)
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分類 氷雪地帯特化型第二世代
種別 局地的防衛用兵器
所属 『信心組織』
全長 約140m(主砲展開時)
装甲材質 4cm厚×250層(溶接など不純物含む)
推進機関 静電気+直接接地型推進システム(氷雪仕様)
最高速度 時速550km
武装 主砲:下位安定式プラズマ砲2門×4
副砲:レーザービーム、レールガン、コイルガン
『信心組織』の[注 3]第二世代のオブジェクト。第1巻第1章に登場。
最大の特徴は球状本体から伸びている昆虫のような4本の脚型ユニット。機体浮揚は静電気方式を使い、移動は脚で瞬間的に地面を直接蹴る方法をとっている。それによってその名の通りアメンボのように動き、深雪の上や起伏の激しい地形でもスムーズな高速機動が可能となる。しかし、接地面積が極端に少ないため脚部の負荷が大きく、約12時間に一回の頻度でメンテナンスと消耗したパーツの交換作業を必要とする。なお、脚部の静電気発生装置のタービンは1基につき消費電力が主砲の2倍と非常に高く、それが脚1本に10基も取り付けられているため、この箇所が暴走・破損すると被害が大きい。
主砲は下位安定式プラズマ砲。前後左右にそれぞれ2門ずつ計8門取り付けられ、上から見ると十字型の形状になっている。
3話 ガリバーを縛る雑兵たち 3

捕えられたミリンダの救出に成功したクウェンサーとヘイヴィア。今度は逃走中の『正統王国』軍を救うべく、3人は敵オブジェクトを『どうにかする』決意を固める。オブジェクトの設計を学ぶ学生と、攻略の起点を探す分析官、操縦するエリート。それぞれの立場から意見を出し合い、導き出した作戦を実行するべく、『信心組織』のベースゾーンに潜入したクウェンサーとヘイヴィアだったが、有効な打撃を与えられないうちに『ウォーターストライダー』は基地に帰投。さらに、またしてもミリンダが捕えられてしまい――。
★世界的勢力
主義主張、趣味趣向が各世界敵勢力によって異なり、それぞれどの勢力も何かしら異常な一面を持っているが、所属する人間自身はそれを何らおかしいと感じていない。そのため、偏りのない『理想郷』など存在せず何かしらの仄暗い陰謀が渦巻いており、作中では世界的勢力を巨人に見立てて「巨人達の影」と形容された。その異常な性格以外の面では概ね現代社会と似た一般的な価値観である。
★正統王国
世界的勢力の一角で、主人公達の所属勢力。
封建的な旧身分体制を復古させた王政諸国の集合体であり、血統と名誉を最も重んじている。全体のトップは『君主議会』および『評議会』で、各国の政治の実権は『貴族』達が掌握している。奴隷階級もかつて存在したが数十年前に完全廃止された。なお、身分階級による差別は公認されているがその他の差別は無く、黒人の『貴族』も珍しくない(男女差別は『貴族』の間では未だ残っている)。正式言語は、かつてのフランス語を軸にヨーロッパの各文化の言語をまとめ上げた文体となっている。使用通貨はユーロ。勢力の象徴カラーは青。
本国はノルマンディー方面のパリ。判明している所属地域は、アラスカ方面、ジブラルタル海峡グレートブリテン島南部、アマゾン方面、ヴィクトリア島、クック追加諸島、アサバスカ方面、ニューカレドレア方面、ボルガ方面など。
★信心組織
世界的勢力の一角。
様々な宗教団体の集合体であり、思想を最も重んじている。各種思想・宗教の代表が協議する『中央』と呼ばれる機関が上層部である。北欧神話ギリシア神話など過去に衰退した宗教の復活にも積極的だが、世界最大の十字教は警戒している[注 2]。紙幣よりも貴金属が重要視されているため、固定された為替によってダイヤやプラチナなどの貴金属で世界市場の変動レートに対応している。過去に鹵獲した兵器の再利用計画があり、砲身は敢えて他勢力と同じ口径、そして加工を施せば他勢力の弾頭も使用できるようになっている。これにより、襲撃の際に敵からの勢力の特定を誤認させる思惑もある。『島国』の『幽霊船団計画』の影響を受けた『潜水母艦計画』が、道楽として行われている。勢力の象徴カラーは緑。
判明している所属地域は、カムチャッカ半島、ローマなど。
4話 親指トムは油田をはしる

生身でオブジェクトを破壊するという、人類初の偉業を成し遂げたクウェンサーとヘイヴィア。その才能と功績は高く評価され、次なる配属先、西アフリカはジブラルタル海峡へと送り出されてしまう。気楽な勝ち組人生を期待していたため、不満タラタラで着任したふたりを待ち受けていたのは、『情報同盟』のオブジェクト『トライコア』。採掘機能を有し、石油をテロ組織に配ろうとしているこのオブジェクトを阻止するため、海峡封鎖作戦が実行される。クウェンサーたちの任務は、海上のベースゾーンから『ベイビーマグナム』を支援するだけで、楽に片が付くはずだったが――。

諸元
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トライコア(TRY-CORE)
分類 海戦特化型第二世代
種別 大陸間侵攻用兵器
所属 不明
全長 約180m
装甲材質 2cm厚×500層(溶接など不純物含む)
推進機関 海上戦闘・採掘フロート仕様
最高速度 時速320km
武装 主砲:レールガン×3
副砲:レーザービーム、コイルガンなど
その他 メインカラーリング:グレー
トライコア
「正統王国」の敵軍の第二世代オブジェクト。第1巻第2章に登場。なお、未知の所属というわけではなく単に明記されていないだけで、世界的勢力のどれかに属していると思われる[注 5]。
球体状コアが3つも備わり、正三角形の頂点を形作るようにそれぞれ配置されている。機体を支える大型フロートで海上に浮き、ホバークラフトと同じ原理のエアクッション機関で下方へ莫大な空気を吹き付け浮揚・推進する。その超重量による自壊や転覆を防ぐため、海中には3本の長大なシャークアンカーがそれぞれのコアから真下に伸びバランスを維持している。シャークアンカーは伸縮式の先端が吸水口と排水口を兼ねている。内部には整備基地の設備や人員を丸ごと搭載しているためベースゾーンを随伴させる必要が無く、さらに海底の原油を採掘し貯蔵・運搬する機能も有する。主砲はコアと同様頂点に取り付けられている3門の大口径レールガン。マッハ10ほどの速度で砲弾を撃ち出す。
ジブラルタル通行阻止戦にて、侵入防止網を突破し『正統王国』軍の海上急造ベースゾーン2,30棟を蹂躙した後、遅れて到着したベイビーマグナムと交戦し優勢に立ったが、機雷用のネットによる不調を見抜いたクウェンサーが爆弾でネットを広げてシャークアンカーを無力化させ、その結果機体は制御を失って自壊し沈没する。
なお、一般的評価はともかく、多くの各国技術者から注目される機体となっており、その残骸が沈む海域は各世界的勢力の探査艇が入り乱れているらしい。オブジェクト設計士であるクレア=ホイストの評価によれば、第三世代を目指したいわば2.5世代とのこと。
5話 ジブラルタル2

海上のベースゾーンは破壊され、敵オブジェクトには有効な打撃を与えられなかったものの、なんとか無事にヘリに回収されたクウェンサーたち。決着はオブジェクト同士の戦いに委ねられるが、『トライコア』の兵装を狙った攻撃に『ベイビーマグナム』は徐々に追い詰められていく。『トライコア』の弱点を見つけられず、歯噛みしていたクウェンサーは、海上では無敵を誇るはずの『トライコア』の奇妙な挙動に気付く。その原因を突き止めるため、クウェンサーは再び海に身を投じる――。
6蟻とキリギリスの戦争 オセアニア国軍事攻略戦

緑化政策をめぐる対立が激化するオセアニア軍事国。独裁政権による反対派住民への弾圧が行われるに至り、『正統王国』をはじめとする四大世界勢力による多国籍軍が展開していた。20機を超えるオブジェクトをもって、オセアニアの有するただ1機のオブジェクトをあぶりだす大規模作戦。そのうちの一部隊に配属されたクウェンサーたちは、楽勝な作戦を前にゆるみきっていたが、周辺には不安要素も隠れていた。選挙目当ての評議員、『情報同盟』のオブジェクトとの共同作戦、各国から集まったジャーナリストたち――。いくつもの火種を抱えて、作戦は開始され
7 蟻と蟋蟀の戦争2

目の前で起こされた、オセアニア軍事国による反対派住民への大虐殺の引き金となりかねない事件。その火種をもたらしたのは、両勢力とは関係のない、違う目的を持つ者だった。身勝手な行動によって引き起こされた、オセアニア軍事国の目論見通りの状況に、激しい憤りを覚えるクウェンサーたち。その一方で、最悪の状況が訪れるまでの時間は、刻一刻と迫る。オセアニア軍事国のオブジェクトを一刻も早く発見し、止めなくてはならないこの状況で、彼らの目の前には『命令』という厚い壁が立ちふさがっていた。そして司令部からの情報をもとに、部隊は動き出す――。
8 蟻と蟋蟀3

オセアニア軍事国家の0.5世代オブジェクトの居場所を突き止めたクウェンサーたち。多国籍軍にその場所を伝え、救援を要請するが、その通信は何者かによって妨害されてしまう。オブジェクトによって作り出された『戦争の決まりごと』がクェンサーたちの起こした『奇跡』によって乱され、無用の混乱と被害が広がっている――。自分たちを弾劾するその妨害者に対して、戦いを挑むふたり。目の前の0.5世代オブジェクトを倒せれば、自分たちの勝利。多国籍軍はおろか、お姫さまの救援も望めない絶望的な状況の中、ふたりはオブジェクトに立ち向かう――!
9障害物競走なら普通は泥まみれ
南極大陸制圧戦

ヘヴィーオブジェクト 9 Heavy Object 09 投稿者 SRW_x_JOJO
南極で正統王国の調査機が正体不明の敵に攻撃を受ける事件が発生。早速、クウェンサーとヘイヴィアが調査に派遣されることに。運用にはリスクが高すぎる地域ゆえに、オブジェクトと交戦する危険はないものの、マイナス50度以下の極寒の雪原に、放り出されることになったふたり。毎度のように盛大に愚痴を叩きながらも任務に就き、ペンギンの赤ちゃんとの心温まる交流や、正体不明のテロリストとの交戦を経て、目的地にたどり着く。攻撃の起点となったと目されるその無人観測所でクウェンサーたちを待ち受けていたのは、予想外の『大物』で――。
10

Heavy Object Episode 9.5 特別編 ~第37機動整備大隊 作戦記録... 投稿者 -hideki
10 イグアスⅠ

一方的に『資本企業』からの脱退を宣言し、大移動を始めた『マスドライバー財閥』。宇宙開発分野で高水準の技術を持ち、それに応じた財力と戦力を保有する彼らの行動は、政治的軍事的に大きな影響を及ぼす可能性があった。南極基地での衛星乗っ取り事件に続き、『正統王国』にも飛び火しかねない状況に、第37機動整備大隊に南米イグアス方面での作戦命令が下る。そんな危機的状況の中、クウェンサーたちは任地に向かう強襲揚陸空母の上で、パーティーのおこぼれ――ひさびさの人間らしい食事に預かるべく、し烈な争いを繰り広げていた。
11 イグアスⅡ

チャフミサイルの影響で衛星による索敵がおぼつかない中、『マスドライバー財閥』の強襲で沈黙する第52機動整備大隊の最新鋭オブジェクト『ブライトホッパー』。マッハ25で飛来する砲弾は、まったく予想外の方法でその狙いを定めていた。見事に裏をかかれた形で先手を取られ、続く攻撃によってベイビーマグナムとベースゾーンは大きな被害を受けてしまう。分断され、交戦能力を失ったクウェンサーたち第37整備大隊に残された道は、可能な限り早く撤退すること。そんな折、残存する第52機動整備大隊から提案されたのは、最悪に近い選択肢で――。

ブライトホッパー/BRIGHT HOPPER
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正統王国第52機動整備大隊所属の陸戦特化型第二世代オブジェクト。操縦者はハルリード=コパカバーナ。全長は脚部最大展開時で約120m。巨大な脚を使い、他オブジェクトを凌駕する速度で移動する。さらにレーザービーム武器を集中的に装備した、オブジェクト戦のためのオブジェクト。
12 イグアス

圧倒的に救われない状況を覆すべく、無謀な作戦を開始するクウェンサーたち。ベイビーマグナムをクウェンサーのもとに送り出し、友軍のダム爆破阻止に向かったヘイヴィア。多くの無関係な人々を巻き込む愚行を訴えても止む様子を見せない攻撃に、ただひとりで抵抗を続けていた。一方、負傷をおして『ブレイクキャリアー』阻止に動き出すクウェンサーとフローレイティア。その進路を突き止め、ベイビーマグナムによる奇襲を成功させるため、探索を開始する。通信すらままならないギリギリの状況で手に入れた情報を伝えるべく、クウェンサーの取った方法は――。

ブレイクキャリアー/BREAK CARRIER
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マスドライバー財閥が所有する陸戦特化型第二世代オブジェクト。全長は主砲含め約150m。マスドライバー技術を使った絶大な破壊力を持つ。マスドライバー財閥での正式名称は「リゾレッテ」。
13 アマゾンⅠ

北上したマスドライバー財閥の残存勢力は、世界最大規模のゴーストタウン、アマゾンシティに拠点を築く。それを追って上陸したクウェンサーたちだったが、ベイビーマグナムは資材不足で修理すらできていなかった。相手の戦力が読めない上に、南極大陸制圧戦から続く正体不明のオブジェクトの存在に悩まされるフローレイティア。そして、オブジェクトが万全の状態で出撃できない以上、そのしわ寄せは一般の兵士たちに及ぶ。アマゾンの密林地帯を進むクウェンサーたちは、マスドライバー財閥を率いる、とある技術者を抑えることを命じられ――

14 アマゾンⅡ

Heavy Object 14/ ヘヴィーオブジェクト (14) 投稿者 AnimeDeTodo2
情報同盟の介入が危ぶまれる状況に、アマゾンシティへの突入を余儀なくされるベイビーマグナム。配置されたオブジェクト予備武装からの攻撃を受け、足を止められるも、味方の戦闘機の神業に救われる。しかし、本当の危機はその先に待っており――。明かされた情報同盟の本当の狙い。そして、ギリギリの機転でお姫様を救ったクウェンサーの前には、白衣をまとった男――スラッダー=ハニーサックルが姿を現す。世界有数の投資家にして軍事相談員、そして財閥専属のオブジェクト設計士。マスドライバー財閥の残存勢力を率いる騒動の首謀者は、その目的を語りだす――。

15 アラスカⅠ

再びアラスカへと派遣されるクウェンサーとヘイヴィア。命じられたのは、かつて彼らが破壊した信心組織のオブジェクト『ウォーターストライダー』の後始末だった。情報部による調査が進む一方、その『お宝』の山を狙って、情報同盟も動き出しており、派遣されたオブジェクトは、オーストラリアで轡を並べたおほほが駆る『ラッシュ』だという。奇妙な縁にため息をつきながらも、お姫様が有利に戦えるように地道な妨害工作を進めるふたり。その頃、主役である2機のオブジェクトは再びの邂逅を果たし、アツい『宣戦布告』が交わされていた――。

ウォーターストライダー/WATER STRIDER
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信心組織の氷雪地帯特化型第二世代オブジェクト。全長は本体約50m、主砲展開時約140m。4本の足で地面を蹴り、滑るように移動することからアメンボ(ウォーターストライダー)と名付けられた。

ラッシュ/RUSH
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情報同盟の陸戦特化型第二世代オブジェクト。空気圧によるエアクッションと履帯を併用して移動する。海上ではエアクッションを使用し移動のみが可能。操縦者は「おほほ」が口癖の女性。主砲最大展開時で全長約100m。情報同盟での正式名称は「ガトリング033」。
16 ジャンクの墓はレアメタルの山 -アラスカ戦場跡迎

クウェンサーたちを巻き込んで始まった、ベイビーマグナムとラッシュの砲撃戦。必要以上に熱のこもった戦いは、互いに主砲に大きなダメージを負う痛み分けに。『ピットイン』からの復帰の速さが勝負を分ける状況で、クウェンサーは単身、ラッシュのコクピットへの侵入を試みる。エリートをおさえ、お姫様の復帰を待ってチェックメイトというクウェンサーの計画は、おほほの意外な行動によって形成逆転してしまう。オブジェクトの激しい動きに翻弄され、コクピットの中でもだえ苦しむクウェンサー。そしてラッシュは、ベイビーマグナムと再び対峙する――。

ラッシュ(ガトリング033)
『情報同盟』の第二世代オブジェクト。第1巻第3章、第3巻第1章、第10巻第2章に登場。
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推進方式にはエアクッションを用いるが、高速移動時には十字のフロートの下部のチェーンソーのように高速回転する特殊なキャタピラで地面を削りながら加速する。エアクッションフロートはウレタン製で、装甲もカーボンやアラミドといった素材を混合しており、それらにより大幅な機体の軽量化を実現している。
主砲は2門の連速ビーム式ガトリング砲。5本の砲身を束ねることで負荷を分散させ連射性能を向上させているが、一発につき30秒の冷却時間を要する。その問題を解決するために主砲が2門用意されているが、左右に1門ずつ取り付けられた砲は旋回範囲が限定されているため、側面をそれぞれ180°までしかカバーできない。また、主砲は1本1本の砲身をさらに100以上の細かいパーツに分解できるよう設計され、パワードスーツ部隊との連携によりベースゾーンの車両団が通れない場所へも運搬することができる。
『オブジェクト無人化計画』の一端として開発された戦略AI『ジュリエット』が搭載されており、現在は第三次試験運用中。通常時はその高速演算性能を駆使してオブジェクトの基本操作を担当しており、発生したエラーやバグをエリートが修正する形で運用されている。
17 札束の散らばる炭鉱
カムチャッカ半島夜間奇襲電撃戦

ヘヴィーオブジェクト 17 /Heavy Object Episode 17 投稿者 abdou3675
カムチャッカ半島にある『信心組織』の軍用炭鉱襲撃任務に就く第37機動整備大隊。炭鉱を叩くことでオブジェクトの燃料である石炭の採掘を妨害し、間接的に『信心組織』に打撃を与えるこの作戦は、第24機動整備大隊と第二世代オブジェクト『インディゴプラズマ』を囮として、第37機動整備大隊による奇襲が行われることになっていた。そんな緊迫感にあふれる部隊には、二組の『お客様』が訪れていた。兵士を監督する督戦官と、安全国から広報番組撮影のために送り込まれたTVクルーたち。彼らが見守る中、クウェンサーたちは敵オブジェクトの戦力を削ぐため、夜間の妨害工作作戦に出撃する。

インディゴプラズマ
『正統王国』軍第24機動整備大隊の第二世代オブジェクト。第3巻第2章、同巻第3章に登場。
【性能】
全長…約140メートル(主砲含む)
最高速度…時速580キロ
装甲…1センチ×1000層(溶接など不純物含む)
用途…対オブジェクト用駆逐兵器
分類…換装式水陸両用第二世代
運用者…『正統王国』第24機動整備大隊
仕様…静電気式推進システム(プラズマ式加速システム)
主砲…下位安定式プラズマ砲
副砲…レールガン、コイルガンなど
その名の通り兵装から移動方式まで隅々にプラズマ技術が応用されており、下位安定式プラズマ砲の性能を最大限引き出すために開発された機体である。
基本となる推進機関は静電気式で、前方に2本と後方に5本あるスキー板に似た形状のパーツで地面を滑るように浮かぶ。さらに機体浮揚とは別の空気を爆発させ、前進・加速する方式はプラズマ技術を用いており、単なる静電気式機体よりも圧倒的に速度に優れている。なお、その際機体周辺には通常の耐熱性能では防げないほどの熱が発生するが、電子制御による対策が取られている。
機体前面には主砲である2門の下位安定式プラズマ砲が平行に飛び出すように備えられ、その砲身側面には特殊ガスの予備タンクが並んでいる。また、プラズマ発生用の特殊ガスを周囲に散布する歩兵との連携により、散布された一帯を状況に応じて自在に起爆させる戦術を得意とする。